私の人生において
意味のない出会いはないと思っている。
この世界にどれだけの人間がいるのか。
実のところ私は正確な数字で把握してはいないのだけれど、まあとんでもない数の人間がいることだけはわかる。
まあとんでもない数の人間を分母
出会った人間の数を分子
で表すといかにその出会いが運命的であるかがわかる。ただすれ違った人ですら運命を感じてしまうのは少々病的か。。。(だけど人生を終えるまでに出会わない人もいるのだと思うと運命を感じてもいいのではないか。)
で、若い頃はそういうことに気づかずにいたのだが、今はその時の私に必要な出会いなのだと考えることができるようになっている。
そしてそう考えられるようになると
この出会いは私に何をもたらしてくれているのかというようなことも考えるようになる。
いい出会いもあれば当然そうでない出会いもあったけれど振り返ってみれば、結果どちらも自分を成長させてくれた出会いになっていたことに気づく。
誰もがすごい人だった。
私が持たないものを持っていた。
私が持てないものを持っていた。
それらを使って器用に、ときに不器用に生きていた。
あんな風に生きられたらどんなに楽だろう。と何度憧憬を抱いたか知れない。
私の「出会ったすごい人」は
出会った人の数だけある。