・口で言うほど心は思ってないよ。
周りに私のことを「親友」「親友」だと公言していた友達に彼氏を取られたときの私が、職場の同僚に思わず愚痴った時に言われたセリフ。
ほんまに親友だと思ってたなら態度でわかる。わざわざそんなことを他人の前で毎回毎回言い続けてるのって逆に嘘くさい。
辛辣なご意見に涙も引っ込んだ。
・でも、きっとお互い様だから何も言わない。
父親の遺品を整理していたときに出てきた結婚当時の日記に書かれていたもので、子供を産むのに里帰りしていた母親が中々家に戻ってこないことに苛立ち、連絡すら寄越さないとか、嫁としての資格がないだの母親への怒りを散々書き殴ったあとの締め括りに書かれていた言葉。
夫婦なんてこれが正解なんだと思った瞬間だった。
日記には母親が戻ってきた日を見つけられず、何ページも捲ってから不意に家族旅行が書かれていたり、子供(私たち)のことが書かれていたりしていた。
それが答えなんだと思う。
父親は何も言わなかったんだろう。
・かわいそうな人だなって思って接してあげてる。
職場のお局様にイビられている人がいつもニコニコ笑っているので、「強いね」って言ったら返ってきた言葉。全文はこんな感じだったと思います。
「嫌な気分にならないわけじゃないけど、かわいそうな人だなって思って接してあげてる。だって他人を攻撃することでマウント取ってるつもりなのよ。子供と一緒。大人の理屈が通じないの。自分の子供なら子供の位置まで降りていって相手してあげるけどそれだって毎回毎回じゃこっちが疲れちゃうから適当に言いくるめることだってあるでしょ?自分の子供でさえそうなのよ、あんな大人のしかも他人の子供じみた行動に合わせてあげなきゃいけない義理がない」