お題「本の探し方どうしてる?小説でも新書でもしばらくハマった作者に飽きたり、作品をすべて読んでしまったりした時。次の本をどうやって探してますか?」
私流、本の探し方。
以下いくつか連ねるが、前提にあるのはネット購入はしないということ。実際に手にとった時の感触や厚み、何といっても自分の気になる箇所をパラパラと試し読みたいのだ。(ただし、廃版になっているものは致し方ないので利用することもある。)
それから私が好むジャンルは歴史小説、時代小説であること。
では始める。
①陳列されたタイトルを眺める。
歴史小説のタイトルは、歴史上の人物の名前が入ったものが多いので中身の時代もわかりやすい。またその人物を連想させるタイトルもあったりするので中身を想像しやすいのがいい。新書も然り。
②カバー装画を見る。
人物の顔が現代風ならちょっと敬遠。中身が現代寄りなのかなとか、中身が薄いから装画で買わせる作戦か。とか要らぬ詮索をしてしまう。
③帯を見る。
帯が異様に目立ちすぎたり、日本中が泣いたとか、◯◯も大絶賛とかの大袈裟な宣伝文句に私は信を置かない。
④解説やあとがきを読む。
解説はやはりその道に通じた人がいい。あとがきはあればなおいい。
⑤新書は、“◯◯はするな”とか“◯◯したいなら◯◯しろ”の類のものは読まないし買わない。
タイトルで並べたら矛盾だらけの陳列棚ができるからこれはこれで一興か。
何にせよ、何ごともほどほどが一番だと思っている。
⑥好きな作家が好きな作家、尊敬している作家の作品を読む。
好きな人が好きなもの、嫌いなものを知りたいと思うのは当然。
⑦直感。
これはこれまで述べたどれにも当てはまらないのだが、いつもの自分なら絶対に手に取らないであろうジャンルの本を手にとり、碌に吟味することなく購入に至ることがある。
これに関しては全くもって不可解なので説明は割愛するが、なぜか我が家の本棚にずっとランクインしてるのである。